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『総入れ歯づくりの名人』との出会い

歯と全身との繋がりについて、様々な情報を集めていたところ、顎関節症における新しい理論を打ち立て、「噛み合わせと全身」の治療を、「噛み合わせの調整」と「スプリント」、「整体」により行い、「あの先生に診てもらうと、他では治らない顎関節症の患者さんが治る」という、丸茂先生(現:日本歯科大学教授)を知り、私自身の治療をして頂き、細かく教えて頂きました。

その後、総入れ歯作り(歯の無い人の噛み合わせと全身)も勉強したいと思い、
桜井唯次先生を師事。
【桜井唯次先生】
日本人のあごの動きに合った総入れ歯づくりを目指し、自分の上のあごの残っている歯を全部抜き、
日本中の総入れ歯づくりの名人、「開業医から大学教授」まで多くの先生方の所で
自分が患者になって、治療を学んだ先生です。
そこで、総入れ歯を作ってもらい、教えてもらい、それぞれの先生の良い所だけを取り入れ、
あごのゆがみを治し、日本人に合った総入れ歯づくりを行った。桜井式デンチャーで有名。(享年97歳)

私の医院の患者さんの総入れ歯を作って頂き、マンツーマンで教えて頂きました。
やり方から材料、テクニックまでかなりの違いがあり、「これなら日本人に合った痛くなく、安定してよく噛める総入れ歯ができて当たり前だ」と衝撃を受けました。

それがきっかけで、難しい総入れ歯づくりが楽しくなり、だんだんと嵌(はま)っていきました。
しかし、総入れ歯においても、全身との繋がりは無関係ではありませんでした。

ある時、私が総入れ歯を入れた患者さんが、足を骨折して入院してしまったのですが、途端に「今まで何でもなかった入れ歯が痛み出した」という連絡がありました。
退院後に当院へ来られたのですが、既に入れ歯による痛みが全く無くなっていたのです。
その時には、入れ歯の調整は何もしていないのです。

つまり、総入れ歯とは無関係に、
総入れ歯づくりの名人との出会い

と結び付いていたようです。驚きました。

その後も、総入れ歯(噛み合わせ)と全身との関係が気になり、自・他医院で総入れ歯を入れた患者さんに細かくお聞きしてみると、全身に何らかの症状が出たという患者さんがおられました。
中には総入れ歯とは関係の無い方もいましたが、否定できない方が何人かいらしたのも事実です。


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